INTERVIEWインタビュー

郡山営業所 サービス課
2012年入社

MITSURU SATO
Check & Maintenance

ふたつの営業所を経験し豊富な技術を習得。客観的でバランスのとれた判断でお客様の評価も高い。休日は妻と車で全国を走り回る。

お客様に役立つ技術を磨けば、
もっとたくさんのお客様に喜んでいただける。

志望動機

実家が米農家だったので、トラクターなどの農業機械に触れる機会も多かったんです。父が機械好きで、そういった機械を自分で修理しているようなシーンを子供の頃から見ていたから、自然と機械に触るようになりました。
いつ頃からか、整備士になることが夢になり、自動車整備専門学校へ進学しましたが、それは身近にあった乗物が自動車だったという理由なだけで、就職にあたっては自動車整備に執着はしていませんでしたね。 福島小松フォークリフトの採用に応募した理由は、給与に満足できたことと、休みが週末であるというところ。とは言え「フォークリフト」そのものにピンとは来ていなかったのですが・・・。会社を訪問した時にフォークリフトを見て「あー、これがフォークリフトかぁ」みたいな感じでした。入社してから、工場で大型のフォークリフトを整備している先輩たちを見て、「こんなでかいのもあるの?ちょっとヤバイかも・・・」と焦ったりしましたね。今、思えば、あれは10トン車だったのかも。

入社してみて

新人の頃は、整備する対象がなじみのない産業車両のため、不安もありましたが、先輩たちがしっかりフォローしてくれたので、いつの間にか解消されました。みんな、仕事に対して一生懸命なので、趣味こそ違えど、会話は自然に生まれる環境です。ノリもいいですしね(笑)。新人ではない今も大型フォークリフトなど難しい修理の際には営業所単位で向き合います。個人ではなくチームプレー。サービス課として業務効率があがることも会社にとってプラスなことなんです。

私の仕事観

サービスは自社工場内での作業とお客様の稼働現場を訪問して実施する作業があります。お客様訪問時には先輩に同行してもらい、その対応を見て、多くを学びました。様々な現場やシチュエーション、そして人、それをたくさんの現場で経験させてもらえたことは私を大きく成長させてくれたと思います。依頼された修理の対応以外にも、お客様の困りごとを見つけて解決するのも面白いところです。日頃から、検査業務などで定期的にお客様の稼働現場を訪問し観察することで、故障を予測したり、使い方や改善を提案することもできます。乗用車と違う産業車両ならではの醍醐味です。
「リフトが壊れて動かない・・・」となれば整備車に工具を積んで駆けつけます。救急隊員のような側面もあります。その場で直れば、お客様にもお喜びいただける。お客様に役立つ技術を磨けばもっとたくさんのお客様に喜んでいただける。そんな思いが私の背中を後押して前へ進めてくれます。

技術を上げるということ

具体的な技術の話ではないですが、最初の壁は「コツの掴み方」でした。例えば、クラッチを分解する仕事があったとします。ベテランの担当者なら1時間で終わる作業でも、新人は4時間もかかったり・・・。基本的にどの工具を使えばよいという知識はあるのですが、どうもうまくいかない。ハードな屋外環境で働いていた車両もあるので、ボルトがきついな、と思ったら錆びていたとか。同じ工具、手順では解決しないことも多々あります。ツールの組み合わせと発想が大事なんです。前はこうやったから今回はこんな方法でやってみようって。いつも同じことはしないようにして覚えていきました。3回か4回やっているうちで一番早かった方法を技として身につけていった感じですね。
コツを掴んでしまうと、何をやってもうまくいくような時期がやって来ました。点検したらちょっと見てみるだけで故障している場所が一発で分かってしまったり(笑)。
逆にスランプもありますよ。そんな時は仲間にコレ一緒に見てもらえないかって相談して共同作業に切り替えたりするんです。

これからに思うこと

今は先輩も後輩も居てちょうど中間の立ち居地です。いろいろ仕事を預けてもらったり、後輩に仕事を割り振ったり。チームでフォローしあえるし、自分の気持ち良いペースで仕事ができている実感があります。
今後は、チームのリーダーになって、サービスの方針にも関わっていけるようになりたいですね。給料も上がるのかなって(笑)。 そのための課題としては、後輩の面倒ももっと見ていかなければと思っています。伝え方を意識したり。誰かに何かを教えるのは大変ですね・・・。今だからこそですが、先輩たちはよく(自分に)教えてくれたなぁと。本当に感謝しています。

インタビュー実施:2018年12月